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【Verse】状態管理を劇的に簡素化する「Live変数」の活用法

verse言語 var live ライブ変数
UEクリエイターズ【運営】

こんにちは、UECREATORSです。今回もUEFN(Unreal Editor for Fortnite)の使い方について解説していきます。

先ほど Book of Verse を読んでいたのですが、とても便利な変数「var live」の存在を知って驚いたので紹介します。UI開発や状態管理を劇的に楽にする機能です。

簡単に言うと、リアルタイム変数?と表現してもいいかもしれません。まだ知らないよという方は参考にしてみてください。

概要(何ができるか)

Reactive Programming with Live Variables

Reactive Programming with Live Variables(Live変数を用いたリアクティブプログラミング)という項目が Book of Verse の Overview ページに記載されています。

画像:Book of Verse – Overview

Verse言語では、live変数を用いたリアクティブ・プログラミングというものがサポートされています。これは、Excelの計算式のように、参照元のデータが変更されると、それに依存する結果の変数も自動的に再計算される仕組みです。

従来のように、値が変動するたびに状態更新用の関数を手動で呼び出したり、forループを回して、毎フレーム数値を監視したりする必要がなくなります。これにより、手動のイベント処理が大幅に削減され、コードの可読性とパフォーマンスの向上が見込めます。

Live変数の基本設定

依存関係を持つ変数を定義する際、liveキーワードを使用します。これにより、対象の変数は単なる静的な数値ではなく、常に計算式として評価されるようになります。

つまり、変数を変数名だけで作ることができるわけです。

var MaxHealth:int = 100
var Damage:int = 0
var live Health:int = MaxHealth - Damage 

この状態で、依存元となっている変数(DamageMaxHealth)を書き換えると、Healthの値も即座に同期・更新されます。

set Damage = 20      # この瞬間、Healthは自動的に80になる
set MaxHealth = 150  # この瞬間、Healthは自動的に130になる

応用:Verseによる制御・実装

whenによるイベント検知

状態の監視とイベントの発火にはwhenが非常に有効です。ifによる一時的な判定とは異なり、whenを用いることで「条件を満たした瞬間に自動で実行される処理」を定義できます。

# Healthが25未満になった瞬間に警告を出力
when(Health < 25):
    Print("Low health warning!")

毎フレームの監視(Tick)が不要になるため、システム負荷を抑えつつ、状態変化に対するリアクションを簡潔に実装可能です。

※Tick = UnrealEngine用語。毎フレーム実行される処理のこと。

まとめ

Verseのlive変数を活用することで、複雑な状態管理をシンプルかつ効率的に実装できます。UIとデータの連携や、多数のパラメータが連動するゲームロジックを構築する上で、非常に実用的で強力な機能です。

とてもシンプルに書ける上に高度なことができるので、ぜひ活用してみてください。

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