【UEFN】建物内が暗い?影の設定(Cast Shadow)をまとめてOFFにして明るくする方法
UEFNでマップを制作していると、「建物の屋根や壁の影の影響で、室内が暗くなりすぎてしまう」という問題に直面することがあります。
特にシミュレーション系のマップなどでは、視認性を高めるために意図的に影を消したい場面も多いでしょう。しかし、一つひとつのアクターの影を手動でオフにするのは膨大な時間がかかります。
今回は、多くのアクターの影設定(Cast Shadow)を一括でOFFにする効率的な手順を解説します。
影設定(Cast Shadow)を一括でOFFにする手順

ステップ1:対象のアクターをまとめて選択する

おすすめなのは、影を消したいアクターが格納されているフォルダごとアウトライナーで選択するやり方です。
- 対象のフォルダ(例:
SW_Ambiance)を右クリックします。 - メニューから 「Select(選択)」 > 「All Descendants(すべての子孫)」 を選択します。
これで、フォルダ内にあるすべてのアクターを階層に関係なく一括で選択状態にできます。もしフォルダとしてきれいに分かれていない場合は、(ctrl を押しながら)個別に選択してください。
※「Immediate Children」ではなく「All Descendants」を選ぶことで、サブフォルダ内のメッシュも漏らさず選択できます。
ステップ2:プロパティマトリックス(Property Matrix)を開く

次に、選択した複数のアクターの共通項目を一括編集できるプロパティマトリックスを開きます。
- 選択されたアクターの上で右クリックします。
- 「Edit Components in the Property Matrix(プロパティマトリックスでコンポーネントを編集)」 >「BaseBuildingStaticMeshComponent」をクリックします。
これにより、複数のアクターがリスト化された専用のエディタウィンドウが開きます。
ステップ3:Cast Shadowを一括でOFFにする


プロパティマトリックスが開いたら、右側の「Pinned Columns」パネルから影の設定を探します。
- 「Lighting(ライティング)」 の項目を展開します。
- 「Cast Shadow(影を落とす)」 のチェックボックスをクリックして外します。
これで、選択していたすべてのアクターの影設定が一度にOFFになります。
ステップ4:結果の確認(Before / After)


設定変更後、ビューポートで室内を確認してみましょう。
- Before: 影が重なり、全体的に暗く沈んだ印象。
- After: 影が消えることで光が回り込み、細部まで明るくクリアな視認性に。
特に建物の屋内のような環境の場合、ゲームプレイ画面が非常に暗くなる場合があります。そういった場合は、今回のように「屋根や壁など」のアセットの影を無くすことで、簡単にゲームプレイ画面の視認性を上げることができます。
まとめ
- Select All Descendants で全選択
- Property Matrix で一括編集モードへ
- Cast Shadow をOFFにする
この手順をマスターすれば、大規模なマップ制作でもライティングの調整を劇的に効率化できます。また、ライティングの計算処理は重いため、対象アセットを限定することでゲームの軽量化も期待できます。ぜひ自身のプロジェクトで活用してみてください。
参考資料
UEFN:建物内が暗くなる場合の対処(Cast Shadow一括OFF)|UEProg by milkc0de